ロボホン（SR01MW）という商品をご存知でしょうか？聞いたことがないという人もいるでしょうが、家電に詳しい人なら知っている、あるいはすでに持っているという方もいると思います。ロボホンとは何か？簡単に言うとロボット電話というカテゴリの商品になります。スマホとロボットが融合した世界初の商品なんです。
このロボホン（SR01MW）、今言ったようにスマホとロボットが融合した商品なので電話やメール、カメラはもちろんのこと、アプリなどをダウンロードして利用して楽しむことができたり生活を便利にすることができます。さらにすごいのがAI機能、ならびに音声認識機能を搭載しているということです。AIというのは人工知能のことです。AI機能と音声認識機能を搭載していることで、人との対話内容からどんどんと学習をしていって利用者のことを把握していきます。そしてAI機能を搭載したロボホンはどんどん半自動的に学習をしていって進化していくのです。利用を続けていくと、こちらの気持ちを分かってくれる強い相棒になります。
ロボホン（SR01MW）はこのほかにも自ら立ったり、座ったり、歩いたり、顔を見分けて人を覚えたり、GPS機能搭載で目的地を認識したり、おでこについたプロジェクターで映像を映し出したりとできることがたくさんあります。これからもどんどん増えていくそうなのでますますAI搭載のロボホンから目が離せません。

ここで少しロボホン（SR01MW）の開発についてご紹介しましょう。このロボホンを生み出したのはシャープです。シャープというとテレビ事業や太陽電池事業などで苦戦していることが知られています。そんな中でも開発部門では未来につながる新しい商品はできないかと模索し続け、スマホに目を向けました。当初はロボット型スマホという突飛な発想ではなく、もっとスマホをカスタマイズしようというような軽いものでした。でも、それでは革新的な商品は生まれませんしもっと大胆な変革をとスマホとロボットを融合するということを思いついて商品開発に取り組んだのです。そして生まれたのがロボホンでした。
開発にあたって重要視されたことの１つが持ち運べることです。これまでもAI機能を搭載したロボットはありましたが、どれも大型で持ち運べるようなものはほとんどありませんでした。このロボホンは、スマホとロボットとの融合がメインなので、持ち運べるサイズであることが開発するうえでの課題だったのです。そしてその課題を見事にクリアし、ポケットにすっぽりと収まるサイズのロボホンが誕生したわけです。

ロボホンの機能をすべて利用するうえで必ず加入しなければいけないものがあります。それがココロプランというものです。もしもココロプランに加入しないと、音声通話機能以外は全く利用できません。心プランに加入することで、Wi-Fi接続やモバイル回線接続を使ってロボコンとお話しできたりといったすべての機能を使えるようになるのです。
ちなみにココロプランは有料になります。SIMカードを持っていたりWi-Fi環境のみで使用するのが向いているココロプランベーシックであれば、月額で１０５８円、電話とデータ３GBがセットになったココロプランモバイルであれば月額で２６７８円となります。利用料金はクレジットカードによる毎月支払いとなっています。