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Mark Levinson コントロールアンプ No.26L MM 買取
型番 No.26L MM
仕様 ・入力:アンバランス(LEMO)6系統
・出力:アンバランス(LEMO)1系統、バランス(XLR)1系統
・テープ出力:アンバランス(LEMO)2系統
サイズ
W(幅) : 444.50mm H(高さ) : 78.50mm D(奥行) : 333.40mm
重量(kg):4.5kg/電源部3.6kg
発売年
高額買取ランク
rank5
Mark Levinson コントロールアンプ No.26L MMの特徴
マークレビンソンのコントロールアンプ No.26L MMは、1988年、マークレビンソンの新体制下での初のオリジナル製品のコントロールアンプです。
従来のカード式モジュール形式の常識を打ち破り、オプション基板を除いたメイン回路をワンボード構成にして、大きな基板面積を有効利用してモノラル回路2つをシンメトリー状に搭載した、当時初となる「デュアル・モノラル・コンストラクション」を採用しました。
JC-2~ML-1Lに始るスリムな本体デザイン、ML-6~ML-6BLへと進化したモノラル・プリアンプに迫る高チャンネル・セパレーション、全段階ディスクリート構成オーディオ回路、より強化し洗練した電源部等で、No.26L MM はマークレビンソンのコントロールアンプ技術の集大成というものであり、また、高い音質のクオリティと、機能性が高い次元で融合しているという、LNP-2から続いていたテーマに挑んだ、マークレビンソン中期の代表的プロダクツとなります。
迫力あり、なおかつクリアなサウンドが、音楽の輪郭を余すこと無く伝えます。くっきりとした部分に陰影に富むダークトーンは、さすがマークレビンソンならではという魅力に溢れています。
マークレビンソンのコントロールアンプ No.26L MMは、ゴリゴリしたサウンドが耳に直接突き刺さるかの様な、過激な魅力が特徴のコントロールアンプです。
現代的なコントロールアンプの性能から考えれば、SN比もそこそことなりますが、問答無用とも言えるほどの刺激がたまらないことは間違いなしの商品です。
オプションでMMボードを搭載しています。
このNo.26L MMは、最近のマークレビンソンのコントロールアンプと異なり、中域部が太く、綺麗に音を鳴らすというよりライブのように迫力満点で鳴らすというイメージになります。
駆動力があり、音離れが良くて重心が低く弦楽器が力強く響き、ジャズ系のトリオが面白いです。
マークレビンソンのコントロールアンプ No.26Lの、フォノ (MM) のレコード感については、切れ込みが早く密度があり、ヴォーカルは口元が大きくなくて似合う感じ。中域感の質感は滑らかなものの派手な音色でなく、楽器はクリアに鳴らす印象です。
昇圧トランスを利用すればMC・SPUなどに対応できます。オルトフォンの昇圧に繋げれば、奥行き感が増して粘りのある感じになります。
Mark Levinson マーク・レビンソンの歴史
1973年、ハイエンドユーザー向けにmark levinson氏が『LNP-2』と言う高級オーディオ・アンプを発売したのがmark levinsonと言うブランド設立の由来です。
この高級オーディオ・アンプ『LNP-2』は、その当時としては突出した性能を持ち世界中のオーディオメーカーに研究された逸話を持っています。
1974年にmark levinson製モジュールを搭載した高級オーディオ・アンプ『JC-2』を初めて発売しました。この高級オーディオ・アンプ『JC-2』がmark levinson社のオーディオ・アンプの元祖と呼ばれることとなります。
mark levinson社のオーディオ・アンプ設計での絶対的な理念としていたのがモノラル設計に拘ると言うことでした。
別々の独立した2つのモノラル回路を一つの筺体にまとめることで、オーディオ・アンプをステレオ化することに成功。
この構成を『デュアルモノラル構成』と呼び、mark levinson社を代表するオーディオ・アンプの殆どに採用されています。
しかし、そんなモノラルに拘り続けたmark levinsonも、1980年代頃からモノラル構成に限界を感じ出し、従来のモノラル・モジュールからカード式モジュールへ改良を行い、更に音質の向上を実現することに成功します。
そうして誕生したのがプリアンプ『ML-7L』でmark levinsonを代表するスタンダードモデルとしてオーディオマニアからも高い評価を受けることとなりました。
この頃からmark levinsonはハイエンドブランドのオーディオメーカーとしての地位を確立しました。
1990年代に入るとオーディオ業界にも変革の時期が訪れ、アナログからデジタルへと急速に変化していくことになりました。
そんな時期にmark levinsonプリアンプの最高傑作と言われた『No.26SL』が発売されました。この『No.26SL』は世界中で賞賛を浴び、mark levinsonの名を更に高めることに成功します。mark levinson歴代プリアンプの中でも最高の評価を受けたのが、1997年に発売された『No.380L』と『No.380SL』です。
デジタル化が進む中でmark levinsonも時代に合わせた回路構成をを行い、単一回路で行える物は単一化し機能性・音質改善に力を注ぎ、最新集積回路デバイスを用いて誕生したのが『No.380L』と『No.380SL』です。プリアンプの頂点を極めたmark levinsonですが現在でもその評価が落ちることはありません。
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